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スマートリングは睡眠を正確に測れるのか?

スマートリングは、指先から睡眠を記録できるとうたっています。では、睡眠検査室の検査にどこまで迫れるのでしょうか。研究者たちは、医療機関で行う睡眠検査である睡眠ポリグラフ検査や、自宅で手首に着ける医療用のセンサーとリングを比べてきました。どれだけ眠ったかについてはよい結果が出ていますが、どの段階の眠りにいたかについては、それほどではありません。

要点:リングは脳波ではなく、体の動き、心拍数、体温から睡眠を推定します。睡眠検査室の検査である睡眠ポリグラフ検査と比べた Oura Ring の研究では、総睡眠時間は検査室の結果に近く、眠っていることもよく検出できた一方で、目覚めていることや睡眠段階の検出は弱めでした。自宅で行われた2020年の研究では、リングのほうがスマートウォッチよりも、医療用のアクチグラフに近い結果でした。3つの研究はどれも健康なボランティアを対象にしているため、睡眠障害についてはほとんど何も言えません。

リングが睡眠を推定するしくみ

スマートリングの中では、動きのセンサーがあなたの動きが止まったことに気づき、光学センサーが脈拍を読み取り、温度センサーが皮膚温の変化を追っています。睡眠検査室の記録で学習したソフトウェアが、これらの信号から睡眠と覚醒を判定し、さらに浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠に分けます。検査室では、これらの段階を脳波、眼球の動き、筋肉の活動から判定しますが、リングはそれらを測れません。そのため、リングが示す睡眠段階は、どれも推定です。

比べる基準となる検査

睡眠ポリグラフ検査では、脳波、眼球と筋肉の活動、心臓のリズム、呼吸をひと晩じゅう記録し、訓練を受けた判定者が30秒ごとの区間を、覚醒か、いずれかの睡眠段階かに分類します。検証研究では、リングをこの記録と、ひと晩ごと、区間ごとに比べます。自宅で使える、より安価な基準がアクチグラフィです。手首に着ける医療用の動きのセンサーを使います。

研究でわかったこと

あなたにとっての意味

最初のリングが睡眠を記録しない理由

最初の Lychnos Ring は、睡眠を記録しません。バッテリーを会話に回すためです。睡眠などのウェルネスの傾向は第2モデルで予定しており、医療的な測定ではなく、ウェルネスのための気づきとして提供する計画です。Lychnos Ring は開発中です。この順番を選んだ理由(英語)。

出典(2026年11月4日閲覧):de Zambotti ほか「the sleep of the ring: comparison of the ŌURA sleep tracker against polysomnography」Behavioral Sleep Medicine、2019年。Asgari Mehrabadi ほか「sleep tracking of a commercially available smart ring and smartwatch against medical-grade actigraphy in everyday settings」JMIR mHealth and uHealth、2020年。Svensson ほか「validity and reliability of the Oura Ring Generation 3 with Oura sleep staging algorithm 2.0」Sleep Medicine、2024年。一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。

よくある質問

スマートリングの睡眠計測は、どのくらい正確ですか?

どれだけ眠ったかについては、Oura Ring の研究で睡眠検査室に近い結果が出ています。成人96人を対象とした2024年の研究では、総睡眠時間は睡眠ポリグラフ検査と有意な差がなく、30秒ごとの区間を睡眠か覚醒かに分ける正確さは約92%でした。短い目覚めや睡眠段階は、それより信頼性が下がります。

スマートリングで睡眠障害を診断できますか?

ここで紹介した研究は、健康なボランティアでリングを試したもので、診断のための機器として試したものではありません。睡眠障害が疑われる場合は、医師に相談してください。標準的な検査は睡眠検査です。